治療症例

耳鳴り・難聴・突発性難聴

 突然出現する耳鳴り・難聴は本当につらいものです。
当院では中医学(中国医学)に基づいて治療しています。
耳鳴り・難聴は、中医学の効果が出やすい疾患です。 症状は同じ耳鳴り・難聴でも、この病に至る経過が患者さん一人一人異なります。

<耳鳴りの原因>
耳鳴りも難聴も耳の経絡の流れが停滞しておこります。

@耳の経路が塞がれたタイプ
最も多いのは、急な季候変化などのため風にさらされたり、 インフルエンザなどの風邪で熱を出した後におきるものです。 季候変化だけでなく、長い間ストレスにさらされたり、怒ったりしたことによるものもこのタイプに含まれます。

A耳の経絡を養う力が身体にないタイプ
過労や老化、更年期などで体力が落ちたことにより起こります。 疲れやすい、足腰から力が抜けるなどの症状を伴います。

B @とAが合さったタイプ
体力が衰えた上になんらかの邪が耳の経絡に停滞している場合に発症します。

<治療方法>
原因への対処と壊された身体のバランスを整えるような治療を施します。耳周囲のツボ以外にも、病気の原因を取り除いたり、バランスを調整することが重要となります。
タイプによって治療期間は違ってきます。

@のタイプは経絡をふさいだものを取り除くので治療期間も短めで症状は改善します。
Aのタイプは耳を養う体力をつけなければならいため、治療期間も長めになります。
Bのタイプは病状が複雑なので治療期間は長めになります。

耳鳴り・難聴の程度や発病してからの時間経過、年齢によっても治療期間は違ってきます。難聴の程度のひどいものは短期間では戻りにくいといえます。
発病してからのどのくらい時間が経っているかで、 回復する期間に差がでてきますので、まずはご相談ください。

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逆子治療

妊娠後期に入って逆子と診断され、どうしても正上位に戻らないとき、針灸治療をお試しください。
逆子の原因は、赤ちゃんにストレスがかかっているか、気や血が足りない等が考えられます。治療に最適な時期は、28週から 30週とされています。
30 週までとしているのは、赤ちゃんがあまり大きく育つと、子宮の中で動けなくなるためです。30週を過ぎると残念ながら正上位には戻れません。
 しかし、赤ちゃんの大きさにより 30 週を過ぎても、治療が可能な場合もあります。治療中、赤ちゃんが動いてお腹が大きく変化します。治療する側も、楽しいものです。

<治療方法>
数本手足に針を入れたり、温灸で治療します。
通常 2 回治療して、お医者さんの検診を受けていただきます。
1 回の治療で正常位に戻ることもあります。

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顔面麻痺

顔面神経麻痺は鍼灸治療の効果の出易い疾患です。顔面神経麻痺は中医学では、顔面の経絡が主に邪によって阻まれ、硬直した状態と考えます。発病後、半年以上経 ちますと、単に顔面の経絡に邪が留まっているだけでなく、経絡に血の滞りが発生します。病が深くなりますと、神経の再生が始まり、後遺症を固定化するので症状の改善 は可能ですが完治は難しくなります。
後遺症を残さないために出きるだけ早めに治療することが必要です。

<治療方法>
針を打って経絡に留まっている発病の原因である邪を取り除いていきます。発病初期は邪を取り除くことが主ですので、毎回症状の改善がみられます。顔面麻痺は日本で は、病院での治療が一般的ですが、鍼灸治療と併用することで後遺症を残さずにすみます。

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生理痛

生理痛の多くは、冷えやストレスによって体の気血が滞ることが原因です。
生理前に胸が張る、イライラするなどの生理前症候群は、気血の流れが滞っている表れです。 生理中は子宮はとても無防備な状態であり、この時プールに入ったり、寒冷の中に身をおくと、子宮を冷やし、生理痛の原因になります。

<治療方法>
通常は生理前10日から1週間の間に、2〜3回治療します。
子宮内膜症などの気質的な疾患が無ければ、2〜3クールで改善します。
子宮内膜症や腺筋症がある場合は、治療期間は長くなります。生理の終わりごろに生じる生理痛は、子宮の気血が足りないために生じるものです。
この場合は、生理の終わりか生理後に治療します。

※1クールは、生理前の2〜3回の治療

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腰痛・ぎっくり腰

腰痛・・・中医学では“腰は腎の腑”といいます。
年齢と共に腰を養う腎の力が低下して、腰がだるく立っていられない、足元がふらつく、小水が近いなどの諸症状が現れます。

ぎっくり痛・・・重い物を持った時、突然の痛みに襲われる、ぎっくり腰。筋と筋膜が犯されたぎっくり腰なら、1〜2回の治療で完治します。
しかし、何回も繰り返すぎっくり腰や慢性の腰痛は、腰椎になんらかの問題があることも考えられます。レントゲンで問題なしと言われても、脊椎のカーブや、長年酷使してきた椎間板が狭くなっている可能性もあります。

<治療方法>
針で腎の力を補って腰痛を改善していきます。
坐骨神経痛も同様に、筋肉が原因の時と腰椎に問題がある時とで、治療回数は変わっていきます。

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